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夢や目標がなくても、僕は心の赴くままに仲間と多動する。【中村槙之介(26)】

お話を伺った中村さん

【今回の記事について】

今回インタビューさせていただいたのは、好奇心で様々な世界に飛び込むことに挑戦し続ける中村槙之介さんです。
常識に囚われることなく物事を多角的に捉え、学生時代から今もなお冒険心を持って行動されています。

インターンや留学も多数されていたということで深堀りさせていただきましたので、参考になること間違いなしです!

【記事本文】

インタビュアー:突然ですが、中村さんのご趣味やお好きなことをお聞きしてもよろしいでしょうか?

中村さん:小学生の頃から大学までプロ野球を目指してずっと野球をしていたので、野球が大好きですね!
音楽も好きで今のような時世ではない時にはフェスやクラブにもよく行っていましたし、建築物を見るのも好きだったりしてお店の内装や美術館を見に行くこともあります。

インタビュアー:非常に多趣味なのですね!建築物にご興味をもたれたのにはどういったきっかけがおありなのですか?

中村さん:大学受験の時、「物事を多角的に見ることができる」という観点から総合政策学部のある大学を志望していたのですが、第一志望には落ちてしまい、都市生活学科という学科のある大学に進学しました。

一見「街づくり」という制約があるように思われる学問ですが、その中に商業やデザイン、ステイクホルダーなどの多様な観点を求められるので、総合政策に通ずるものがあったと考えています。

インタビュアー:そうなのですね。なぜ総合政策的な学問に惹かれたのですか?

中村さん:最初は「様々なことを学べるから」という漠然とした理由でしたが、勉強していくうちに、世の中には多様な物事の見え方や感じ方があることを知り、魅了されていきました。

というのも、自分のバックグラウンドが大きな原体験になっているんですよね。高校の野球部が強豪だったのですが、部にとって必要な選手になろうとすることで、自分の色を潰されてしまう感覚を味わっていました。
それを払拭しようと受験勉強に臨んでいたので、一つの視点に囚われず他人の個性も自分の個性も生かせるような施策を打ち出す、そんな勉強をしたいと思うようになりました。

高校時代の中村さん。

インタビュアー:なるほど。そのご経験が今でも原動力となっているのですね。中村さんは学生時代に様々な企業でインターンをされていますが、どういった経緯でインターンを始められたのですか?

中村さん:就活が始まる大学3年生の冬からインターン活動を始めました。先ほどの話にも紐づくのですが、就活って企業が求めるような人材になりにいくようなもので、すごく個性を潰してしまうイベントだと思うんですよね。
人事の人も本音を言っていないんじゃないかという勘が働いていたので、「どうやったら本音を聞き出せるかな?」と考えた結果、「人事の人に俺が営業しちゃえばいいんじゃね?」という発想に至りました(笑)

当時人材系でかなり伸びていたある企業で面接を受けさせていただいて、「僕就活めっちゃ嫌いなんすよ!」という話をしたところ、企業さんも「僕らもそういうところを直したい!」と意気投合して採用が決まりました。
インサイドセールスを担当していたので、「こういうビジョンを描いていて、心躍る人を増やしたいです!」と営業をかけていました。
すると取引先から「君良い営業マンだね、何年目?」と聞かれるので、「実はインターン生です。ぜひ御社で面接受けさせてください!」という感じで就活を進めていました。
やっていく中でプロダクトやビジョンなど多くに共感し、ここで働きたいと感じたのが前職の企業でした。

インターン時代。

インタビュアー:面白いですね!その他にも複数の企業でインターンをされていたそうですが、多岐にわたる企業で働こうと思われた理由を教えてください。

中村さん:新卒で採用していただいた企業には高い納得感をもって働くことを決意したのですが、やはり多角的に「本当にここは良い会社なのか?」ということを判断したいと思ったからですね。
あとは、インターンって自分のためにもなるし、お金も稼げるから一石二鳥じゃないですか。なのでバイトの代わりにやっていた部分もあります。

インタビュアー:おっしゃる通りですね。とはいえ、インターンはバイトに比べて倍率も高いですよね。インターンに受かるための秘訣はありますか?

中村さん:自分の根底にある気持ちを揺るがさないことですかね!複数の起業を受けていく中で話し方だけを変えていって、どういう話し方だったら企業側に刺さるのか、といった検証をしていきました。
それでも不採用になる場合は、「ご縁がなかったのだな」と割り切ることができるので。

逆に伝える根本の部分が毎回変わると、なぜ採用されたのか、なぜ不採用だったのかという分析ができないので、そこは意識していました。

インタビュアー:読者の中にはインターンをやりたい学生もたくさんいるはずので、とても参考になります!インターンをやっていく中で特に勉強になったことを教えてください。

中村さん:最初のインターン先ではちょうどビジネスサイドのインターン生をとり始めた時期だったので、会社側も試行錯誤している状態でした。そのため、営業とは何か、ビジネスとは何か、会社とは何かという点を一緒に学ばせていただきました。

また上司の方が柔軟な思考をする方で、型に囚われない物事の考え方をたくさん教わりました。例えば先ほどもお話ししたように、僕は伝統的なマナーや礼儀作法などが好きではないのですが、その本質の部分が相手方に伝われば形はどうであれ礼儀になるよね、といったことを教えていただきました。

それこそ物事を多角的に捉えるという観点での学びが非常に多かったですね。
もちろん、それぞれの会社の雰囲気を知れたことも大きなメリットでした。どこの部署が忙しいのかとか、会社ごとの色だったりとかを間近で見られたことが良かったと思います。

インタビュアー:そうですよね。今のお話を伺って私も様々な企業を見てみたいなと思いました!留学経験もあおりだそうですが、いつどのようなきっかけで行かれたのですか?

中村さん:留学には大学1年生の2月から2年生の6月まで、オーストラリアのパースというところに行きました。
街づくりが世界一綺麗と言われている地域で、費用が安いということもあり、「これは行くしかない!」と。親に頼み込んで学校の制度を利用して行かせてもらいました。

インタビュアー:留学を通して街づくり以外の観点で学ばれたことは何でしょうか?

中村さん:かなりぶっ飛んだ話にはなります(笑)留学先では、日本人クラスで英語の授業があったのですが、先生が英語で授業してくれているのに皆日本語で「先生何言ってるかわかんなくない?」と話したり、わからない単語を単語帳で調べながら受けたり、という具合で、全然生きた英語の勉強をしていないなと感じたんですよね。
そこで、自分1人でクラブに行くようになり、男女問わずナンパをしてひたすら英語を話す練習をしました。すると段々リスニングもスピーキングもできるようになっていきましたね。

ただ、毎晩クラブに行って徹夜していたので朝起きることができず、全く学校に行かなくなってしまいました(笑)それでも皆より生きた英語を学んでいたので、テストの点数は良かったですね(笑)

帰国後、TOIECの点数が留学に行く前からどれだけ上がったのかという確認のテストを受けたのですが、めちゃくちゃ点数が伸びてたんですよね。学校のキャリアセンターからも絶賛され、オープンキャンパスで代表として登壇し、オーストラリアで何をしてきたのか話してほしいと頼まれてしまうくらいに。(笑)
最初は遠慮していたのですが、あまりにもラブコールを受けたので承諾して、当日は高校生の前で留学についてありのままを話しました。「学校には行かずクラブに行って英語力を上げました!」と(笑)
高校生のウケは良く、「中村さんどうやって英語話せるようになったのですか!?」と質問が殺到し、次年度の入学志願者数もすごく伸びたんですよ(笑)
キャリアセンターは凍って、嫌われてしまいましたが(笑)

留学時代。

インタビュアー:そんな裏話があったとは!(笑)かなり挑戦的な姿勢で様々なことに取り組まれてきたようにお見受けします。その原動力はどこからきていたのでしょうか?

中村さん:やはり高校生の時の体験ですかね。プロ野球を目指して高校に特待生で入るくらい本気でやってきたのですが、3年生の最後の大会で負けてしまったり、そもそも試合に出られないという体験をしまして。
その時に、「自分から野球を取ったら何もないじゃん」と思ったんです。そこから野球以外のことも知りたい、経験したいと考えるようになりました。大学受験を選択したのもその一環でしたね。

とにかく「野球しかできない人」と思われたくなかったです。最近知り合った人には、多分僕が野球をしていたことを知らないくらい「色々なことをやっている人」と思われているので、そこは一つ自分の理想像になれているのかなと感じます。

インタビュアー:中村さんにとって野球はすごく大きいのですね!社会人になられてからも本業とは別で副業をされているそうですが、なぜそうしようと思われたのですか?

中村さん:インターン時代と同じように、自分の勤めている会社が本当に良い会社なのかどうかを見極めるためということももちろんあります。

もう一つは、当時会社で新卒採用を担当していたので、それ以外の市場のトレンドも知っておきたいという思いがありました。例えば営業の時に、「新卒採用のことがわかります」と言うよりも「採用のことがわかります」と言ったほうが話を聞いてもらいやすいんですよね。
副業をしていると他企業の内部事情まで知ることができるので、その分営業もしやすくなるなどのメリットがありました。

インタビュアー:なるほど。本業と副業を両立するのはすごく忙しそうだと感じるのですが、実際はどうなのでしょうか?

中村さん:正直忙しいには忙しいのですが、精神的には忙しくなくなります(笑)どういうことかと言うと、ビジネスって数字を追わなきゃいけないじゃないですか。それが一つに絞られていると、視野がそこだけになってしまうので、精神的に追い込まれてしまうんですよね。

でもそれが複数あると、片方で数字に追われていたとしても、「何かあればもう片方にいけば良いんだ」という余裕が生まれるんです。
あとは、片方で得られた考案や施策をもう片方に応用させることもできるので、視野が開けてきて相互に良い影響を与えることもできます。なので、そういった意味では逆に余裕を持てると思っています!

インタビュアー:意外です!今も副業をされているのですか?

中村さん:副業というよりはお手伝いといった形なのですが、インサイドセールスの新規事業立ち上げと、ミュージックアーティストのコンサルをしています。
これをやっている理由もミーハーというか、「え、中村さん音楽もやってるの!?」って言われたいからなんですよね。(笑)好きなことしかやらないと決めているので、心が動くままに行動しています。

インタビュアー:なるほど!話が移るのですが、現在運営されている「平成7ネンカイ」の決起について教えてください。

中村さん:これもノリで始めちゃいました。(笑)一時期「平成5ネンカイ」がTwitterでバズったことがあって、それを見た1人の女性が「平成7ネンカイ無いかなあ」とツイートしていたのを見つけたんですよね。後先考えず衝動的にその人に「平成7ネンカイやります?」とDMしてしまって、そうなったらもうやるしかないじゃないですか。(笑)

去年のコロナが流行り始める前に50人くらい集めてリアルイベントをやりましょうと言っていたのですが、丁度実施しようとしたタイミングでコロナが流行してしまって、実施には至りませんでした。ただ、二番手として平成7ネンカイをやろうと手を挙げてから始動までが早かったので、それに飛びついてくれる人はたくさんいました。現在では90人くらいメンバーにいます。

インタビュアー:流石の行動力ですね。なぜ平成7ネンカイをやられるのか、何を目指されているのかについてもお聞きしたいです。

中村さん:同年代のイケてる人たちーー仕事も頑張っていて遊びも全力でやっていて、というような人たちを集めることによって、何か化学反応が起きれば良いなということが当初からの願いです。

また、この頃は企業さんとコラボしたりもしています。田端大学がオンラインサロン事業とコンテンツ配信事業をNewsletter Asia社に売却したり、ホリエモンさんがオンラインサロンを売却したりと、コミュニティがお金に絡む風潮が最近あるなと個人的に感じていて。

コミュニティというものは、そもそも何かの共通点や共感するものがあって人が集まるじゃないですか。だからこそマーケティングがしやすいということに気づいている企業が多いみたいなんですよね。
今度企業さんとコラボして採用イベントをやらせていただくのですが、そういったことを徐々に広げていきたいなと思っています。

インタビュアー:最初からマネタイズを目的としてやられていたのですか?

中村さん:正直僕は全然お金に興味がなくて、お金に関係なくやりたいことをやりたいというタイプなんです。
平成7ネンカイもノリで始めたので当初はマネタイズを全く考えていなかったし、一回大きなイベントを開催して終わりでも良いかな、というくらいの軽い気持ちだったんです。

やっていくうちに人が多くなり熱量も高まってきたので、そこで初めて「これをマネタイズしてみよう」という気になりました。でもこれもお金を稼ぎたいから、というわけではなく、純粋に皆と面白いことをしたい、という好奇心だけでトライしましたね。

インタビュアー:へぇ〜!あまりにも様々なことをやってらっしゃるから、ご自分が結局何をしたいのかわからなくなってしまうことはありませんか?

中村さん:それは正直わからなくなってると思います(笑)でも、それで良いと思ってるんですよね。何か一つのゴールに向かって努力しなければいけないというキャリア観は未だに世の中にありますが、個人的にそれは違うなと感じていて。
例えば自分が社長になりたいと思って30年間頑張るとするじゃないですか。でも、やっていく中でその思考が変化する時が必ずくると思うんですよ。思考性のシフトのスピードって年々加速していて、SNSや製品の廃れも早まってきています。

それと同様に、今何かをロジカルに考えたとしても将来そこに行き着く可能性は極めて低いと思っています。だから僕は明確な目標は持たず、その瞬間のときめきや直感で動ける方が強いと考えています。
先ほども話したように、音楽も「あいつ音楽やってるの!?」と思われたくてやっているくらいなので、代表的な肩書きや仕事をしたいという気持ちはないですね。「そういえばこんなことはできるの?」と聞かれたら「あ、それなら少しはできるかも」と言えば周りも「あいつ面白いから呼んでみようぜ」となるのではないかなと。そのくらいリベラルでありたいと思っています。

インタビュアー:なるほど!全てのアクションにおいてリベラルでありたいというお気持ちが根源となっていることが伝わってきます。

中村さん:ある意味自分の生き方を肯定しているだけかもしれないんですけどね!でも合理的ではあるんじゃないかなと考えています。

インタビュアー:では将来具体的に何かをしたい、というビジョンはおありですか?

中村さん:無いですね〜。現代は情報が溢れすぎていて、若者がどうしたら良いかわからない、何をしたいのかわからないという状況に陥っているという記事を読みました。

僕自身も同じく、夢を持っているようで持っていない、頑張りきれないといった状況にいます。でもそれは見方を変えれば様々なことに挑戦しているということですし、時代に変化に対して感じたことをしっかりできていれば、「目標を持て」という大人にも対抗できると思っています。
これからも心が踊る方へ突き進んでいきたいです。

【インタビュー・編集を終えて】

私よりも6歳上の中村さんですが、ニューノーマルな考え方をお持ちで、共感できる部分も多ければ学ぶ部分も多かったです。
常に心のままに行動される中村さんはとても生き生きとしていらっしゃり、画面越しでも活力を頂くことができました。

今後もどんどん別領域に活動の幅を広げていかれるはずなので、定期的にお話を伺いたいですね!

【”Zetty”について】

Zettyは「動画で楽しむソーシャルマッチングアプリ”mow”」による「Z世代の方向けの等身大メディア」です。
様々な領域で挑戦される方をインタビューしていき、1人でも多くの方に生き方の参考となる情報をお届けすることを目的に運営されています。

mowに関して気になる方は、ぜひ下記HPよりご覧ください。
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